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Sobu研・大同窓会のお知らせ(確定版) [Sobu研紹介]

Sobu研・メンバーの皆様(注1)。

現役4年生からの発案で,年末に大同窓会をやろうということになりました。
幹事の学生たちから案内状が発送されました(注3)。12/3までに葉書が来ない方は,お知らせ下さい。

 日 程: 12/28(土)  17時開会
 場 所: レストラン&バー『Juicy』 (岡山市北区錦町6-16 松原第1ビル2F 086-238-7968)
      http://www.juicy-okayama.jp/
 会 費: 6000円

都合がつく方は是非お集まり下さい。都合がつかない方も連絡を下さるだけでも幸いです。

なお,当日曽布川は,14時に ピュアリティまきび(旧称 まきび会館) 1階ロビーにてお待ちしております。
会場まで歩いて10分程度です。遠来の方で早く着きすぎた方,また子どもさんを抱えているなどしてメインの会には来にくいといった方も,遠慮なくおいで下さい。ラウンジでお茶でも飲みましょう。

ピュアリティまきび  http://www.makibi.jp/ 

 注1:
[定義] Sobu研メンバーとは, 次の(a), (b), (c)のいずれか満たす者を言う。
 (a) 曽布川の指導の下で卒業論文または修士論文を書いた
 (b) 曽布川の研究室に来て曽布川と会話をして楽しいと思った経験がある
 (c) その他,自分はSobu研メンバーだと思っている

 注3: 案内状はとりあえず曽布川の手元にあるデータを使って送りますが,現住所がわからない方もたくさんあります。ご実家にお送りしている場合もありますし,職場がわかる方には職場に直接お送りしていることもあります。

 注4: 時間的に余裕がありませんので,曽布川がわかる範囲でメールでもお知らせいたしますが,葉書がお手元に届きましたら,是非そちらをご返信下さい。

 注5: 上記定義で(c)に該当する方には,葉書でのご案内ができていない可能性が高いです。遠慮せずに曽布川までメールを下さい。

(本記事のマイナーチェンジ:12/2 11:30)

日本語の文法を知らなかった(汗) [英語を勉強する?]

こんな本をよんだ。


日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)

日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)

  • 作者: 原沢 伊都夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 新書



まずは私のこの記事が分離されているカテゴリをご覧いただきたい。

私はこのような(きちんとした)日本語の文法について知らなかった。一般人向けに書かれていることを割り引いても,わかりやすく使いやすい。これなら

○ 5W1Hのような「文を書く」指導に役立つ
 子どもに指導する必要はないが,小中高の国語教師は国語文法だけでなくこういう分析を知って「作文」指導に役立てることができるのではないか

○ 英語などほかの言語を検討するうえで役立つ
 ゛主格が主題になっているのが英語”のような見方,冠詞のとらえ方など,英語を学ぶ上で役立つ話がたくさんある。高校生に対する指導に役立てることができる

○ (上記2点を踏まえて)数学の書き方の指導に役立つ

これを読んで改めて「グローバル・リテラシー」とかいうものについて考えている。





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頼まれ仕事 [算数・数学教育について]

昨日は算数・数学教育関連の「研究大会」というのに呼ばれて,はるばる行ってきた。

私が出席したのは,「高等学校部会」の中の「数学Ⅱ・B・Ⅲ・Cの指導法」という分科会で,発表を聞いてコメントをする役である。

ところが。

4つの講演のうち「数学Ⅱ・B・Ⅲ・C」の話は2つしかなかった。残りは「予習をしましょうキャンペーンをしてアンケート調査をしたところ,予習は意味があるという感想を得た」「定期試験の前に確認テストをしてアンケート調査をしたら定期試験が勉強しやすくなったという感想が得られた」という話である。

事前に資料が送られてきたので見て愕然とした。コメントのしようがない。すなわち

「発表のジャンルが違う」「数学教育の研究としてあまりに稚拙」

である。昨今入ってきた統計学関連の教材にするデータとしては良いと思ったが,それだけだ。

残り2つのうちの一つは生徒に手を動かさせる実践の報告で大いによかった。しかしもう一つは「○○の指導法」なのにその「○○」の実践の話はなく教科書にない隣の内容をやってみたという話。「○○」については実践はしていない指導についてのアイディア報告はあったがそれも含めて,その「○○」が数学的にわかっていないことから起きるトラブルを解消するために「関係しそうなことを勉強しました」レベルのこと。

ひどいレベルだった。

参会者も時間の無駄だったと思う。

同時にこの研究大会の運営について見直さなくてはならないと思う。これは中四国9県の持ち回りで,発表者もコメンテータもみんな持ち回りの当て振り。なんだかこの分科会で発表しろと言われたけどネタがないから、これをやっちゃえというレベル。

この学会と関わることは今後永久にないと思うので,ズバリ「この分科会ですべき発表ではない」「内容も稚拙(というう言葉は使わないがそういうこと)」と言ってしまった。

頼まれ仕事を真面目にしてしまった私。



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続・考える力をどうつけさせるか [算数・数学教育について]

今日は近隣の中高一貫の県立校で研究授業。

中高それぞれ一人ずつの先生方が授業された。お二人とも非常に意欲的な内容を上手く料理して生徒たちに考えさせていて,検討会では細かい授業テクニックで文句をつけてはみたものの,そんなことを後からグダグダ言わないと言うことがないくらい頑張っていたと思う。

前回,指導案検討に行ったときに,
間違えた生徒/途中まで考えが進められた生徒 の意見をうまく使う

という話をしたのだが,それを見事に取り入れて授業をしていた。

グループ学習の形式ではあるが,協同学習をきっちりやるというよりもみんなで内容を検討しようという感じ。あの学校のレベルなら十分だと思う。

前に述べた

 考える力をどうつけさせるか
http://takuya-sobukawa.blog.so-net.ne.jp/2013-10-25

 間違いの持つ豊かさ
http://takuya-sobukawa.blog.so-net.ne.jp/2013-06-12

といったことをしっかり考えてくれているようだ。

検討会が終わった後,中2のクラスで授業をされた女性の先生が
何かこれから改善すべきことはありませんか
ときいて来られたので
ない
と即答した。すべきことは,今のつもりでどんどんやってみること。そして生徒たちに今の進め方の癖をつけさせること。これが考える力の養成である。


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ストーリーを考えないと [英語を勉強する?]

こんなブログ記事を読んだ。

岡本裕明
外から見る日本、見られる日本人
「本当の英語がやってくる」    2013年11月07日10:00
http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52356065.html

さすがにランキングでトップを走るだけのことあって,いいことを言っている。

多くの日本人は旅行英語会話集や通訳用の電子手帳などで「たった一言」で全部を言おうとしますが、それ故に相手に通じないのであります。中学の英単語でかまわないのでそれを並べて情景を表現した方がより相手は理解できるのです。


一応これは英語での話になっているのだが,結局それは日本語でも同じことなのではないだろうか。

若者と応対していると,なんでも一言で片づけてしまおうという風に見える。もちろん私のようなおっさんと話などしたくないというもわかるが,若者同士の会話でもそうだ。だから若者がきちんと書いているブログなどを読むとうれしくなる。実際,そういう彼ら・彼女らから学ぶことは多い。

昨日,ある宴会で「近況報告の時間」があった。そこで重大発表をしようと1か月前から考えていて,そのためのストーリーをずっと考えていた。その会の出席者の共通認識とその会の性格,自分が言いたいこととの関連。実はそのために何度もそのスピーチを練習していたのだった。

いざその場にて。実は出てきたふぐ刺しがあまりにおいしくて,スピーチのころにはしたたかに酔っていたのだが,おかげさまで思うとおりのスピーチが出来た。反応は予想していたよりも重く大きかったのは驚きだったが,スラッとできたのはやはりそのつもりで考えていたことが大切なのだと思う。

先月も,教授会でそういう場があった。もともと発言の予定があったが,直前に別の案件が割り込む形になった。そのため,発言の前に少しだけ前振りをつけたのだが,あとで出席者から「曽布川節を聴いたよ~」と言われた。こういう認識というのは大切なんだなと改めておもった。

そういえば思い出したのが,高3の時のクラスメイト。当時は短歌をたしなむ人だった。雅号は六平(ろくへい)。この雅号の由来はやはりひかえよう。服装が自由だったので、和服でくることもあった。洒脱な人だ。そんな彼が国語の時間に行った スピーチは,その導入からみんなを惹きつける素敵なものだった。細かい内容は忘れたが、そんな色々を思い出した今日の昼下がり。

付記: まさかと思ったが検索してみたところ,六平氏の最近の俳人としての旺盛な活動が分かった。
矢沢六平 句集
http://natsushio.com/?attachment_id=8421

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