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オレの講義を聞け [Sobu研紹介]

東浩紀氏が第23回三島由紀夫賞を受賞された。

失礼ながらあまりよく知らなかったのだが,数年前から「次世代といえば」「21世紀の論壇には東浩紀しかいない」といった言説を見かけるようになった。今回の受賞でまた改めて注目されたことは間違いない。

ちょっと前からtwitterで氏をフォローしている。三島由紀夫賞を受けるような作家だから堅苦しいことを議論するかと思いきや,全然そうではなくてむしろ「オタクの世界」をよく知っている,というかどっぷり漬かって理解しているような方である。受賞直後にフォローする人が増えたようだが,その人たちに向かって堅苦しいことを期待してはいけないとわざわざ書いている。これはこれで大いに笑えるのだが,先日,氏が珍しく怒ったtweetをしていた。どうやら

 ・ 質問が来た/意見を求められた
 ・ その内容はすでに出版している著書にあるのでそれを読んで欲しいと答えた
 ・ 批評家をしてるんだから答える義務がある,とか何とか突っかかられた

という経緯のようであるが,ずいぶん怒ってブロック(フォローを受け付けないこと)してしまったようだ。

みんな同じことを考えるんだなと思った。

ゼミ生にどうもこちらの言うことが通じないことがある。こちらは講義でずっと述べているのに,それが全く頭に入っていないのだ。

考えてみたら曽布川の講義を取っていないのだ。

さすがに呆れてしまった。講義で大勢に向かって何回も話していることを全く聞いていなくて,それをもう一度ゼミで説明しろということなのだ。

しかも今年は3年生のゼミを3展開している。内容は違うのだが,どの組でも同じことが起きている。

 「指導してくださ~い」と言って,しかも希望者多数の中でこの研究室に来たのにもかかわらずこれはいかがなものか。

今度からは2年次の終わりに次年度の曽布川の予定を先に提示し,それに合わせて他の講義を取るように指導することにする。
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