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Amelienborg 宮殿 (Copenhagen) [2000 in nordic]

デンマークは王国です.女王様が住むために使われているのがこのアメリエンボー宮殿です.広い中庭まで誰でも入っていくことができ,安全な豊かな国であることを改めて感じさせてくれます.

この写真はその中庭からとったものですが,広すぎて何を撮っているのかわからない感じです.

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旗が翻っているのは,今日は女王様が滞在である印だそうです

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とても広い中庭なので,写真には納めにくいですが,衛兵がいることがわかります.

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奥に見えるのがフレデリック教会です

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この奥に見えるのが,アメリエハウン公園.海運会社が寄贈したそうです.ちょうど港に面しており,カップルも家族連れも観光客も,大いに楽しめる素敵な場所です.

Rosenborg 宮殿 (Copenhagen) [2000 in nordic]

これは王家の別荘だったところです.とは言っても全く町中にあります.今は中が博物館になっています.中は王家の「宝物」でいっぱい.そこは皆さんにはお見せしません.私の頭の中にしまっておきましょう.

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庭から見たローゼンボー宮殿の全景です.意外にこぢんまりした感じかも知れません.

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左の全景の向かって左側が入り口になっています.

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裏側から見るとこういう感じです.

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これは入り口と反対側.ここが出口になっており,その先が「王様公園」です.

Kastellet 周辺(Copenhagen) [2000 in nordic]

「人魚の像」を見るために,カステレットへ行きました.コペンハーゲンの港の防衛のために築かれた砦ですが,今は港を臨む素敵な公園になっています.

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皆さんご存じの人魚の像です.これ自体の写真は誰でも見たことがあるでしょうが,この一帯は港の近くで本当に素敵な一角です.

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ヨットがたくさん泊まる,ロマンチックな岸壁にあります.

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これは是非拡大版も見てください(少し小さめにしてあります).遠くに風車が見えるのがわかりますか?オランダだけでなくやはり風邪の強いこの地域でも,環境に配慮してこうした発電設備がたくさん作られています.スウェーデンでもたくさん見られました.

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これがgefionの泉です.行ったときには水が流されていませんでした.観光シーズンになって,悪さでもする人がいたのでしょうか.
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これは聖アルバニ教会です.海岸から入り込んだ掘り割りに臨むこの教会も,なかなか素敵です.

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これがカステレット教会です.5角形をなす砦=カステレット=の中心にあります.


以下にカステレット教会周辺の写真を紹介します.あわてていたので,これらが何であるか,よく知らないまま帰ってきてしまいました.ご存じの方は教えてください.
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本家・Tivoli 公園(Copenhagen) [2000 in nordic]

コペンハーゲンに行ったらここに行かなければ意味がない,特に岡山県民としては,ということで,コペンハーゲン滞在中は連日チボリ公園に行って来ました.この公園は街の中心にあり,交通の便も良く多くの人が気軽に訪れるところです.

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メインゲートはこんな感じになっています.治安がいいと言われるこの街ですが,2人組のスリがいました.

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チボリ公園の正面です.夕方はこんな風にライトアップされます.

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ジェットコースターのようなものもたくさんあり,若者が大勢来ますが,こうやって小さい子供が遊べるものもたくさんあります.ところでこれをご覧になれば,連日行ったことがおわかりかと思います.

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こんなふうに体を動かして遊ぶ場所もあります.色々な目や髪や肌の色の子供たちが一緒に遊ぶ様子はとてもうれしいものです.

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花が咲き乱れ,噴水がある,ゆったりとした公園でもあります.

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遊覧船がある池もあり,そのむこうにはまさに牧歌的なこの地方のイメージ通りの建物が見えます.これはレストラン,北欧風の食事がオープンレストランで楽しめます.

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レストランはたくさんあります.こうしたきらびやかな建物や

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こうしたお城のような建物もあります.

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チボリ公園にはこうしたショッピングゾーンも充実しています.逆に子供を連れて行くととても危険だという話もあります.えっ?それは「ねぇねぇ買ってよー」となるからです.

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園内にはこうした小さいステージがいくつもあり,それぞれで毎日何回もコンサートが開かれています.ここはジャズバンドと吹奏楽のステージ.平日の午前中はリハーサルをしていたりもします.

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同じステージです.上の写真は吹奏楽ですが,こちらはジャズバンド.

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これは弦楽が入ったオーケストラ,およびピアノ伴奏の歌や演奏の劇場.オーケストラもポップスオーケストラとしての演奏あり,シンフォニーオーケストラとしての演奏もあり,色々楽しめます.

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ここはお芝居のステージです.ピエロと人形たちによる「ピノキオ」をやっていました.

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ここは(コミック)バレエ劇場.前のボックスではちゃんとオーケストラが生で演奏しています.それにしても何だか中国みたいですね.

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詳しいことは知りませんが,ある一角はこんな風に中国風にしています.もちろん中華レストランもあります.こうした変わったものも受けるようです.

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絶叫マシンに乗るも良し,コンサートに行くも良し,でも何となくいいムードで散歩するも良し.人々に自然に愛されている感じの公園です.

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入場料は日本円で700円ぐらいかな.でも年間パス(と言ったってほんの数ヶ月しか空いていないけど)のようなものもあるだろうし,高齢者にはさらに優待制度もあるらしく,こうしたベテランたちが日向で静かに過ごす姿は「豊かな国だなぁ」と思わせてくれます.

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夜は12時まで開いていることもあり,また街の中心にあるので,仕事が終わったあとここに来る人もたくさんあるようで,昼はすいていても夜はまた込み合います.本当に老若男女が集って楽しめる素敵な場所でした.

これだけ写真を並べてページ作るのは気が引けたのですが,こうしたゆったりしたムードが,我が地元の倉敷チボリ公園にも根付くと良いなと思い,敢えて作りました.コペンハーゲンだけでなく北欧は全体的にそうらしいですが,特に年配のリタイアしたぐらいの年代の方々が,街に出てきてこうしてゆったりと過ごす姿は,本当に豊かさを感じます.岡山・倉敷でもチボリ公園だけでなくそうした街になっていって欲しいと願うところです.


追記:結局、残念ながら、岡山・倉敷チボリ公園はこうした方向に発展することなく,2008年末を持って閉園した。(2013.10.15記)

Copenhagen の街 [2000 in nordic]

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コペンハーゲンといえばこれにつきるだろう.こうやって載せてしまうのはあまり品が良くないが,ご存じ人魚姫の像である.初めていったこのコペンハーゲンはとても素敵な街であった.

街の中心にある人々の憩いの場・チボリ公園 (クリックしてそのページへ)

この人魚姫の像がある港(カステレット)周辺 (クリックしてそのページへ)

王家の別邸ローゼンボー (クリックしてそのページへ)

現在の女王が住むアメリエンボー (クリックしてそのページへ)

そのほかたくさんの美術館・博物館と,本当に見るところには事欠かない.乗り換えのために滞在した数日であったが,飛行機が混んでいてここで時間をつぶさなくてはならなかったことに感謝したいぐらいであり,逆にもっと時間が欲しかった,とも言える街であった.

ここではコペンハーゲンがどんな街であるか,私自身がこの街で一番気に入った風景とともに紹介しよう.上に挙げたそれぞれは別ページにしてあるのでクリックを.

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コペンハーゲンは港の街である.北欧の地理を全く知らずに何となく行ってみて,その「港町」としてのロマンティックなムードにしびれてしまった,というのが本音である.

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このあたりはNyhavn (ニューハウン,新港)と呼ばれる船着き場である.船乗りたちが陸に上がってまずは一杯,というムードの店がずらりと並び,人通りも多い.

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夕方なので少し影になって見にくいが,たくさんのテントが出て,人々が太陽を満喫しているのがわかる.

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おっと失礼.その一つのカフェでビールをいただいている.この国はビール王国として名高いが,ここで飲んだ何種類かのビールの中ではこれが一番おいしかった.コペンハーゲンのビールではなく,オーフスという街にあるCeres というビールである.しっかりとしてフルーティであった.

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コペンハーゲンでもっとも由緒があるビールの銘柄はツボルグ Tuborg だろう.(今は資本的にはカールスバーグの傘下にあるそうだ)

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そして一番有名なのはこのカールスバーグ(Carlsberg)である.ちなみにこの写真をよく見て欲しい.ここは市庁舎前からメインストリートのストロイエに入る入り口であるが,この国にはコンビニの元祖・セブン・イレブンがたくさん展開している.

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ストロイエといわれる歩行者天国がこの街の中心である.この国にはこれしかない,といえばそうなのだが,なかなかコンパクトでしかもにぎやかだ.

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賑わいは新宿歌舞伎町の夜ぐらいか?

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大道芸も色々と見ることができる.面白かったのは,グランドハープを弾いているお兄さんがいたことだった.

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広場には噴水があり,市が立つというのはどこでもお馴染みである.

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ここが高級食器で有名な『ロイヤル・コペンハーゲン』の本店です.日本人も多く来るため,日本語の案内表記も見られます.

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途中には聖霊教会 Helligandskirken もある.

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ちょっと写真が暗いですが,これがコペンハーゲン中央駅です.

南スウェーデンの玄関口 Malmoe [2000 in nordic]

研究集会の予定が少し繰り上がったので,コペンハーゲン空港へ帰る途中の街・マルメを見てきました.時間つぶしのつもりだったのですが,なかなかどうして,行って良かったと思える街でした.

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マルメはデンマークに近いスウェーデンの南の玄関口です.コペンハーゲンから船で渡って来るというのが昔からの交通手段でした.スウェーデンとデンマークが争っていた時代にはデンマーク領だったこともあり,コペンハーゲンと対峙して大きな都市だったようです.

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マルメの駅です.船を下りた人は少しあるいてここから鉄道で国内へ行くというのがこれまでの方法でした.手前に見えるのは,平和を祈って「銃の口を縛った」モニュメントです.

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2000年6月にコペンハーゲンからマルメへ渡る橋が完成し,7月からはこうした高速列車で行き来することができるようになりました.この間はパスポート検査もなく,本当にヨーロッパが一つの国になったんだと実感できました.列車は20分ごとに発車し,コペンハーゲン中央駅とマルメ中央駅を約35分で結びます.

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一方で古い歴史を持つ街です.これはマルメ城.スカンジナビア半島で現存する最古の城です

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これがマルメの聖ペトロ教会の塔の部分です.全景はとても写せません.煉瓦造りでとても雄大な教会,これまで見てきた教会の中でももっとも印象深いものの一つです.

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形は普通の教会と同じく,塔があって後ろに礼拝堂になっている形です.

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外装も印象的でしたが,中はもっと印象的でした.真っ白に塗られた壁には装飾がすくなく,白く澄んだ気持ちにさせてくれるところです.特に入場料を取るようなこともなく,みんな入って静かにその雰囲気に浸ることができます.

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市庁舎の前の広場 Stortorget から繁華街を臨むとこんな感じです.特別大きな街ではないのですが,短い夏をエンジョイしようということか,街中に緑が溢れ,活気に満ちた街です.もっとゆっくりショッピングをしてみたいと思いました.

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ちょっと光の加減で見にくいですが,楽隊が街の真ん中を行進しています.

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マルメの市庁舎です.この広場がメインになります.教会と同じく,ゆっくり見ていると気分が晴れるような,そんな印象的な建物でした.

Lund 大学 [2000 in nordic]

今回の出張のメインは,Lund大学で開かれた,J.Peetre教授定年退職記念シンポジウムでした.同教授がうち立てた関数空間の実関数論的補間理論ははっきり言って私の飯のタネですが,同教授に会ってみたいという単純な思いと,集まってくる人たちと会ってみたい,話を聞いてみたいというのが目的です.

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これがルンド大学の旗です.1430年創立の,スウェーデンでもっとも古い歴史を誇ります.

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これがルンド大学の本部です.

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本部のまわりには色々な施設があります.

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緑に包まれた本部広場です.

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今回はルンド大学を構成する LTH(ルンド工科大学)の数学科で研究集会が行われました.

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これが数学科棟の全貌です.広々とした芝生に局面のモニュメントが飾られています.

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少し離れたところに応用数学の関係の学科があります.

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教会の脇にもこうした施設があります.

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ルンドは街中にこうした大学の施設があり,街全体が大学の構内のようです.

民俗博物館・Kulturen (Sweeden・Lund) [2000 in nordic]

この辺の伝統的な建物や暮らしを集めた民俗博物館・Kultuenに行ってきました.

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これが民俗資料博物館・kulturen です.館内には民俗資料があり,裏庭には伝統的な建物が移築保存されています.

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影になって見にくいですが,木造の教会です.ヨーロッパのどこへ行っても石造りの教会が多い中,この建物はとても新鮮でした.

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これは日本の農家ではありません.スウェーデンの農家です.むしろ建物の天井が非常に低く,冬の暖房効率を考えたものと思われます.

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面白いのは,木造で屋根が藁or茅葺きなのです.もっともここのものは手入れが仕切れていなくて屋根の上に草が生えていますが.

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これは「北欧的」な感じがするでしょう.でも屋根は茅葺き.

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大学の街 Lund [2000 in nordic]

今回の北欧出張のメインは,Lund大学で行われたconferenceに出席することでした.11世紀には「東の都」として「西の都・ロンドン」と並び称されたという話がありますが,今はLundは北欧最大の大学・Lund 大学の街として知られます.,大きくはありませんが,若々しい息使いが聞こえてくるような街でした.

なお,Lund 大学についてはこちらのページ,この界隈の歴史・風土についての博物館 Kulturenはこちらをご覧下さい.

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Lund の街の中心にある教会 Kyrkogatan です.1画像には入り切りません.普通の教会なので,出入りは自由(タダ)です.

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毎正時にからくり人形が動く時計は,この教会の中にあります.何でもこうしたからくり時計は,ストラスブール(仏),リューベック(独),プラハとここにしかないそうです.

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教会の裏のカフェになっているところです.牧歌的な装いの建物.

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教会の反対側はこんな感じです.

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町中はこういった色調です.

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街の中心部です.繁華街は小さいのですが,とてもおしゃれな雰囲気の街並みで,実際そういったおしゃれな店が数多く並んでいます.

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メインの広場(Martenstorget モルテンストロイエ)では毎日朝から午後2時頃まで市が開かれ,庶民の台所を支えます.

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Pripps Bla というビールはいいビールだったのですが,ドイツやチェコのようなきちんとした管理をする習慣がないようなので,もっとちゃんとすればもっとおいしいのにと思いました.

北欧に行ってきました [2000 in nordic]

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数学,特に解析学のなかでも私の専門である「実解析的補間空間論」を初めて明確に構築した業績などで知られる Jaak Peetre 教授が65歳を迎えられ,いわゆる「定年退官」されました.彼のこれまでの業績を讃え,今後の斯界の発展を祈念し,2000年8月17日~22日,スウェーデン・ルンド大学において記念の conference が行われ,各国から多くの研究者が参加しました.この写真は,晩餐会において,大阪教育大(当時。現・茨城大学教授)の中井英一氏に撮影していただいたものです.(Thanks)

 航空便の関係等もあって日程を長めに取り,ついでに付近を回りました.その様子をお知らせします.

コペンハーゲンの街

コペンハーゲンの人々の憩いの場・チボリ公園

大学の街・ルンド(スウェーデン)

スウェーデンの南の玄関・マルメ


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