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ストーリーを考えないと [英語を勉強する?]

こんなブログ記事を読んだ。

岡本裕明
外から見る日本、見られる日本人
「本当の英語がやってくる」    2013年11月07日10:00
http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52356065.html

さすがにランキングでトップを走るだけのことあって,いいことを言っている。

多くの日本人は旅行英語会話集や通訳用の電子手帳などで「たった一言」で全部を言おうとしますが、それ故に相手に通じないのであります。中学の英単語でかまわないのでそれを並べて情景を表現した方がより相手は理解できるのです。


一応これは英語での話になっているのだが,結局それは日本語でも同じことなのではないだろうか。

若者と応対していると,なんでも一言で片づけてしまおうという風に見える。もちろん私のようなおっさんと話などしたくないというもわかるが,若者同士の会話でもそうだ。だから若者がきちんと書いているブログなどを読むとうれしくなる。実際,そういう彼ら・彼女らから学ぶことは多い。

昨日,ある宴会で「近況報告の時間」があった。そこで重大発表をしようと1か月前から考えていて,そのためのストーリーをずっと考えていた。その会の出席者の共通認識とその会の性格,自分が言いたいこととの関連。実はそのために何度もそのスピーチを練習していたのだった。

いざその場にて。実は出てきたふぐ刺しがあまりにおいしくて,スピーチのころにはしたたかに酔っていたのだが,おかげさまで思うとおりのスピーチが出来た。反応は予想していたよりも重く大きかったのは驚きだったが,スラッとできたのはやはりそのつもりで考えていたことが大切なのだと思う。

先月も,教授会でそういう場があった。もともと発言の予定があったが,直前に別の案件が割り込む形になった。そのため,発言の前に少しだけ前振りをつけたのだが,あとで出席者から「曽布川節を聴いたよ~」と言われた。こういう認識というのは大切なんだなと改めておもった。

そういえば思い出したのが,高3の時のクラスメイト。当時は短歌をたしなむ人だった。雅号は六平(ろくへい)。この雅号の由来はやはりひかえよう。服装が自由だったので、和服でくることもあった。洒脱な人だ。そんな彼が国語の時間に行った スピーチは,その導入からみんなを惹きつける素敵なものだった。細かい内容は忘れたが、そんな色々を思い出した今日の昼下がり。

付記: まさかと思ったが検索してみたところ,六平氏の最近の俳人としての旺盛な活動が分かった。
矢沢六平 句集
http://natsushio.com/?attachment_id=8421
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