SSブログ

つねに疑問を持ち、納得できる回答を探す [日本語について思うこと]

学生指導には毎年苦労する。

3年生から卒業研究に向けてゼミをやっている。まずはテキストを読むことだが,残念ながら上辺だけで議論をしようとするため,
「それはなぜですか?」という質問をすると,「なぜそんなことを聞くのか?」といぶかしがられる。
結局その点から起こして指導しなくてはならない。年々そのスタートのレベルが下がっているのが現状だが,それを嘆いても意味がないので地道にやるしかない。こういうレベルを放置しておくと,最近言われている「イノベーション」なんてのには絶対につながらないだろうし,私の立場で言えば,それが連鎖となってはいけないので,教師などになってもらっては困るわけだ。

こういう現状についてはあちこちで言われているが,最近目にしたのがこの記事。

猪瀬直樹の「眼からウロコ」 つねに疑問を持ち、納得できる回答を探す ~猪瀬流の「言語技術と課題解決力」の身につけ方~
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20100830/243649/

なるほどそうそう。日本語の場合,特に意識して論理的に表現しないと,グズグズの表現になってしまう。言語技術という見方はよくわかるのだが,それが課題解決力だなんていうのはちょっと思いつかなかったが,この標題「常に疑問を持ち」の重要性からしてなるほどつながっているんだなと知った。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。