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橋下徹氏から学ぶこと [自分の生き方]

このところ,大阪市長の「従軍慰安婦」関連および「米軍は風俗産業を使え」だのの発言を巡って議論が沸騰している。なかなか橋下氏を擁護する話は聞こえてこない。

まあ確かに私もその発言には呆れたのだが,それで氏を責めるほど閑人ではない。だが人々のやりとりを見ていて,この騒動も色々と勉強になると思った。すなわち,上に立つ者の物言いについてである。

ある種の本音なのだろう。しかしそれを彼が公開の場で語るべきかといえば,答えはNoである。しかも人々の反響が大きくなったことに対して,Twitterで一生懸命論陣を張っている。

こども同士のケンカならこうやってやり合うこともいいだろう。実際,こういうケンカに強い人であることは,大阪府知事時代からの豪腕ぶりをみればよくわかる。それで上手く行った部分がなかったとは言わない。

しかしこれでは国を任せるとか将来の社会を任せることはできないだろう。それはローカルな場,たとえば大阪府庁や大阪市役所の中ぐらいならその権力を動員して可能なことだろうが,もっと大きな世界ではとても通用しないということだ。

自分が政治家になるとは思わないが,上に立つ者の物言いということを考えたとき,変に「切れ者」であるよりもちゃんとしたことを言える人間にならなくてはいけないということを,改めて感じる。

どこからでも学ぶことはある。

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