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話すべき内容が無い [Sobu研紹介]

先週に引き続き次のコラムを読んだ。

池上 彰
MITは「理系バカ」が役に立たないと知っている 米国トップ大学の教養教育事情 MIT編その2
日経ビジネスオンライン ・池上彰の「学問のススメ」2013.3.14
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130305/244525/

端的なのは,MITの教員の言う次の言葉である。

「私たちが学生に教えるべきは、知識そのものではなく、学び続ける姿勢です」

私が先週この対談について書いたとおりである。全く一致している。

それが欠如しているからたとえばこの対談で挙げられているように
日本の政治家が海外の国際会議の会場やパーティで…大概の場合、端の方にぽつんと座っていて、各国の代表とまったく会話をしていないんですね。…本質的には語学の問題じゃないですね。そもそも「会話」に加われないんです。なぜかというと、各国を代表してやってきた政治家たちと語るべき「コンテンツ」を持っていないから。言い換えれば「教養」がないんですね。企業トップでも同じようなことが
ということになる。お前が偉そうに言うなって?私は20年前に全くそういう恥ずかしい思いをして反省したことは本ブログに大昔書いている。(過去ログ:地理を勉強しよう 歴史を勉強しよう

我が方は教員養成なので,それに引きつけて言うならば,我々は常に話す内容を深めなくてはならない。更新という言葉が適切かどうかは分からないが,大学の教員ならば自分の研究を続けなくてはならないし,小学校の教員ならば授業内容と関連づけられた日常の題材を知っておく必要があるし,子どもたちが見ているテレビ番組やゲーム,マンガの内容だって知っておく必要がある。

日本の大学がその姿勢を身につける機会として機能していないというのはなるほどそうかもしれない。しかし我が方は違うと断言する。厳しいゼミ指導を経て,彼らは本当に力をつけて卒業していると思う。そういう大学生生活にしたいと思う者は是非我が方へ来たれ。

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