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顧客の意見? [社会の問題について]

久々にいい記事を見た。

日経ビジネス2013.2.19
「エバーノートCEO シリコンバレー流を大いに語る!」
顧客の声を素直に聞いてはいけません 【第6回】ユーザーとの向き合い方

そうだろうなと思っていたのだが,やはりという感じだ。
Sobu研流に雑にまとめてしまうならこういうことだ。

顧客の意見,特にネガティブコメントの中には,こちらが向上するための方策がある。だから上手に使え。


しかし間違えてはいけないのは,「客の言うことを全部聴く必要があるわけではない」ということだ。

ネガティブコメントにたくさん晒されていると、その担当者にとっては負担が大きい。担当部署が小さいならなおさらだ。しかも「感情労働」に対する評価は必ずしも高くない。

企業でもこうなのだから,教育などもっとだ。

教育の「顧客」というのは,子どもだろうか。保護者だろうか。

そもそもその段階がよくわからないのだが,昨今のモンスターペアレンツは自分が「顧客だ」と思っている。しかも自分の言い分は全て聞き入れられなくてはならないと思っている。

困ったことに,教育は誰もが経験してきた道であるから,各自が意見を持つことが容易である。それは必ずしも正当なものとは限らず、周囲に迷惑を掛けるようなこともたくさんある。

さらに困るのは,その対応に教員がほぼ1人で当たらなくてはならない(と思っている)ケースが大半だということだ。本当は学校として,教員集団として当たるべきことなのだが,(特に小学校などは)学級王国などと呼ばれ,縄張り意識が強かったりするケースもあるようで、それが逆に教員の負担になっていることも多いと聞く。

B層の言うことに迎合してはならない。

しまった、この話しにかぶれてしまっている(汗)しかしこのエバーノートCEOはどう見てもA層だしな。


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実はこの記事はこんなジャンルのつもりだったりしている。笑ったらこちらをポチッと。

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