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贔屓される側 [社会の問題について]

言いたいことを好き勝手に述べているだけのブログではあるが,その中でもさらにひどい話を書こうと思う。

甲子園の話。私の前任校である慶應義塾高等学校は先日,選抜大会1回戦で島根・開星高校に負けた。
試合内容については,紙一重の部分が積み重なって勝者と敗者を分けたのがわかって,いい試合だった。

それをテレビで見ていて思ったこと。確かに開星高校の出身者と塾員(慶應義塾の出身者。高等学校だけでなく,大学も含めた総数)ではずいぶんの差があるとは思うのだが,それでもなんだか塾高に肩入れしたような放送に聞こえた。

第77回選抜大会に,それこそ何年ぶりで出たときにはそれが話題になったからまあいいことにするとしても,まだそういう話に聞こえるのは,なぜなんだろう。慶應義塾第一応援歌「若き血」が大音量で聞こえてくる。塾高生は結構いたけれど,横浜の地元の人たちが集ったとは思いにくく,関西を中心に塾高出とは限らない塾員が自発的にスタンドに駆けつけているというのがあの大応援団だろうと思う。それはそれでいいとして,「このメロディは神宮球場の東京六大学野球ではおなじみですが,最近は甲子園でもおなじみになってきました」なんていうのは,全くありえないとさえ思う。私のように「若き血」以外にも3回に歌う「三色旗の下に」「我ぞ覇者」など隅々まで知っている馬鹿者は別として,若い塾員でも「若き血」くらいは知っていても,それ以外の人たちに覚えていてもらえるなどとは思えない。

津々浦々まで知られているのは,「ダッシュケイオー」であろう。そのオリジナリティを語ってくれるのは事実だからいいのだが,感覚的に「よく知られています」といわれるのは,なんか世間に対して悪い気がする。

すみません,くだらないネタで。社会の問題というほどのことはないが,他のジャンルに入らないので。


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