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Sagrada Familia in 2000-2001 [2000-2001 in Barcelona]

モデルニスモ建築の鬼才,Antoni Gaudi が生涯をかけた作品,聖家族教会は,バルセロナの観光名所として重要なものの一つで,観光客は誰もが訪れます.「食いかけのトウモロコシを逆さにして並べたような塔」「金を払ってみる工事現場」などと揶揄する向きもありますが,実物を見るとそんな表現も吹っ飛んでしまうスケールの大きさです.

本当はエレベーターで塔の上の方まで上がってみたのですが,足がすくんで写真を撮ることを忘れました(あ~,はずかし).これらの写真ではわかりにくいですが,塔の天辺にはザクロのような形のカラフルな飾りが付いています.完成したらこんな石のむき出しではなく,そうしたきらびやかな色になるんだろうなぁ,と期待させてくれます.

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目の前に見える広場のような通りが,ガウディ通りです.夏場はここに出るカフェに座ってこの協会を見るのが気分がいい.

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こちらが正面入り口から向かって左側にある,ドームになるところです.

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真下から見上げるとこんな感じです.

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1882年に着工されてから100年以上経ちますが,まだまだ工事中です.「金を払ってみる工事現場」です.

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よく見ると,新しい彫像がたくさんあります.これはバルセロナ在住の日本人彫刻家、外尾悦郎さん(47)が、16年がかりで完成させた「生誕の門」です.

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これはガウディ通りの反対側のはずれにある,モデルニスモ建築の一つとして名高い L'hospital St Pau から見た Sagrada Familia です.この病院の設計者はバルセロナの建築学校の先生で,政治的にはガウディより力があった人で,師匠でもありライバルでもあった人ですが,これを眺めながら何を考えたのでしょうか.


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