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プラハの市内交通とヴルタヴァ河 [2000 in Praha]

プラハの市内交通・ヴルタヴァ河とのつきあいについて。

 言うまでもないことであるが,プラハはヴルタヴァ(モルダウ)河の畔に出来た街である.古くから都市は川や海に沿って栄えるケースが多いのは水が得やすいから,また交易に便利だからであるが,一方でこれは川の対岸との交通にを考えたときには難点の一つである.現在でも川を来るまで渡る=橋が渋滞のポイントとなっているところが多いことはどこの都市でも共通の課題だろう.ところがこの問題についてこのプラハはすばらしい解決をしていると思う.手元にあるプラハ中心部の地図1:15000は,前ページの地下鉄路線図のほとんどの部分が入るが,この中で数えるとヴルタヴァ河には11本の橋が架かっている.このうちもっとも古い「カレル橋」は,600年からの歴史を誇り,その堅固さには目を見張るものがあるが,現在では歩行者専用で,観光対象としてのイメージが強いが,旧市街からプラハ城のふもと・小地区への交通路として歴史的には重要,見方を変えれば,この橋があったからこそその両岸が発展したのだという言い方も出来るだろう.この橋と,鉄道専用橋の2本を除く残りの8本のうち1本を除くすべてにトラムが走っている.特にカレル橋の南の,国民劇場の前から架かっているレジー橋,その南のパラツケ橋にはたくさんの路線が通っており,芸術家の家・ルドルフィヌムの前に架かっているマーネス橋を越えた路線は,小地区から来るトラムと合流して,ヘアピンカーブを登っていく様は,結構見物である.また北(東)にあるシュテファンク橋を渡ったトラムが,山登りをしているところは遠くからもよく見える.

 近いうちにこれらの状況を写真入りでご紹介するのでこうご期待.
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