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続・「芸術闘争論」の使い方 [自分の生き方]

いい加減な前の記事の上塗りを。

青島健太 “オヤジ目線”の社会学
ザッケローニ監督の選考基準「4つの条件」を仕事の場で考えてみる
日経BizCollege 2011.12.15
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20101210/254373/?ST=career&P=2

ここにはサッカー日本代表のザッケローニ監督の選手選考の基準について述べられていた。それは

(1)タレント(技術)
(2)チームの和
(3)フィジカル・コンディション
(4)向上心

だという。筆者の青島氏はこれになぞらえて我々が組織で仕事をしていく上でのあり方について述べている。

さらに穿った見方をするならば、これは前記事「芸術闘争論」の使い方とも同じなのではないかと思い立った。

すなわち、次のような対比である。
(1)タレント(技術)・・・・個性
  もちろん個々が秀でた個性を持ち寄って全体を組むのだから、これが無くては代表チームに入るのは無理だろう。

(2)チームの和・・・・構図
  まさに全体の構図が整っていなければ意味が無いのだ。

(3)フィジカル・コンディション・・・・コンテクスト
  ちょっとこの1対1対応は苦しすぎるのだけれど、個々のコンディションの流れが上手く互いを補い合って大きな流れになっていくことの意味。
  
(4)向上心 ・・・・圧力
  狭い広いはあるのだけれど、新しいものを作っていくための力だと見たい。

こんな風に対応させて見てみた。ただしここで一つ注意。
 ○ ザッケローニ監督の選手選考基準については、個々の選手=パーツが満たさなくてはならないもの
 ○ 村上隆の言うところは、トータルで出来上がったものについての見方。
つまり立場が全く違うのである。

しかし右も左も見ずに単にパーツに徹するのではなかなか世界に大きく貢献できない。単なるパーツであっても、自分の役割、位置などを認識して過ごしているのとそうでないのでは、トータルのパフォーマンスに大きな違いが出る。

長く高度成長期には「パーツ」であるだけで良かったのかも知れないが、今はそれではダメだ。パーツとしての立場を全体の大きな立場から見直すこと。

これが重要だ。
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